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【藤枝七福神霊場巡り⑥】洞雲寺:長老母尊天へ良縁祈願

藤枝七福神霊場巡り6霊場目は、曹洞宗・龍池山・『洞雲寺』にお参りさせていただきました静岡恋活デート本店。

洞雲寺は「駿河三十三観音霊場」の「第5番礼所」でもあり、寺院由緒も、豊臣秀吉の尊崇を受け、天正18年(1590)4石5斗の朱印地と山林数町歩を賜る。この朱印状は青山八幡宮、高根権現、花倉八幡宮、洞雲寺の三社一ケ寺の寄進状あり、。洞雲寺では豊臣秀吉を中興開基としてその位牌を奉安。

さらには、五世良山秀洞が住していた慶長5年(1600)徳川家康は関ヶ原の戦いに出陣する折、洞雲寺にて休憩し、その際に献上しする柿【藤八柿(とうはちかき)】。五十海村の籐八が大きな柿を献上します。家康公の「これはなんと言う柿か」との問いに「大きい美濃柿でございます。」

「大きい美濃柿が手に入った。…美濃大垣が手に入った。」と喜ぶ家康公。そして自ら柿の名前を「籐八柿」と名付けたということです。関が原の戦いに勝利した家康公が江戸に戻るときに、洞雲寺に竹木伐採禁制の朱印状を、籐八には羽織と袴を与えた・・・。などなど、歴史的なお寺でございます。

龍池山 洞雲寺:りゅうちざん とううんじ
【藤枝七福神】:長老母尊天
【ご真言】:おんばら ざらゆせい そわか
【ご利益】:延命長寿・富財・与宝・諸病平癒

洞雲寺藤枝七福神巡り 静岡恋活デート

並びには、由緒深く氣高い仏像も安置されていますよ。

【釈迦牟尼仏銅像】
江戸時代の元禄年間(1688~1703年)に清心という念仏の行者が、1000日間に渡って朝に清水寺(藤枝市)の観世音菩薩、夕方に宇都谷山上の地蔵尊をお参りし続けました。その際に受けた浄財で、自ら大恩教師の尊像を鋳造。
洞雲寺藤枝

洞雲寺の詳細

【山号】:龍池山 洞雲寺
【宗派】:曹洞宗 
【開創】:中興開創 永正7年(1510)4月21日
【本尊】:釋迦牟尼如来
【住所】:藤枝市藤枝5-2-28 
【電話】:054-641-1011

728年に青峰白眼により開山(奈良時代)。その後、長らく荒廃するも室町時代の1510年4月21日に、林叟院を開山した賢仲繁哲の2番弟子の在天祖竜により改宗・再興。

秀吉含め徳川家康の庇護のもと中興を成す。江戸時代には、朝鮮通信使の宿所になるなど、藤枝宿の名刹として知られたが、1785年に類焼にて伽藍が全焼。1811年5月に右逢原左が諸堂を再建するも、1898年8月23日に再び焼失。現在の本堂は1916年に道順達元が再建の建造物。

<参考資料>
「するナビ」駿河一国三十三観音礼場
・藤枝:有限会社 佐野石材所有:藤枝宿
・他各リンク先に基づく。