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【藤枝七福神霊場巡り⑤】大慶寺:毘沙門天尊へ良縁祈願

藤枝七福神巡り大慶寺へ良縁祈願静岡恋活デート

藤枝七福神霊場巡り5霊場目は、日蓮宗・円妙山『大慶寺』にお参りさせていただきました静岡恋活デート本店。

こちら大慶寺の七福神は「毘沙門天」様。多聞天とも言われる武神。その他にも境内には日蓮上人が植えた「久遠の松」(日本名松百選にも入っています)歴史を感じれますよね。とても見応えありますよ。そんな大慶寺をご紹介します。

<円妙山・大慶寺>えんみょうざん だいけいじ
【藤枝七福神】:毘沙門尊天霊場
【ご真言】:おん べいしら まんだや そわか
【ご利益】:武道成就、降魔厄除、家内安全、夫婦和合

大慶寺藤枝七福神巡り毘沙門天

<藤枝七福神巡りの毘沙門天が祀られている三光堂>

大慶寺の寺門を入り、右手にあるお堂が「三光堂」。日天子、月天子、明星天をお祀りしています。三光堂の寺門をくぐると、右手に浄行菩薩と藤枝七福神巡りの毘沙門天が祀られています。左手は弁財天が祀られています。

毘沙門尊天の縁起

仏教における天部の仏神の四天王の一神で多聞天と表されます武神。多聞天(たもてん)=毘沙門天です。(他3神は持国天、増長天、広目天)

独尊像として造像安置する場合は「毘沙門天」と呼ぶのが通例である。庶民における毘沙門信仰の発祥は平安時代の鞍馬寺である。福の神としての毘沙門天は中世を通じて恵比寿・大黒天にならぶ人気を誇るようになる。室町時代末期には日本独自の信仰として七福神の一尊とされ、江戸時代以降は特に勝負事に利益ありとして崇められる。

ちなみに毘沙門天の奥様は「吉祥天女」・・・既婚だったのですよね。家族構成など詳しいことはこちら「仏像リンク」わかりやすく解説

日蓮宗:大慶寺(藤枝)の詳細

藤枝大慶寺

【山号】:円妙山 大慶寺(公式サイトはこちら)
【開創】:建長5年(1253)
【宗派】:日蓮宗一致派 身延山・久遠寺末
【本尊】:一塔両尊(御題目・釋迦牟尼如来・多宝如来)

「一塔両尊四士」は、中央に「南無妙法蓮華経」と書かれた宝塔を置き、左に『釈迦如来坐像』と右に『多宝如来坐像』、その左右外側に「法華経」の四大菩薩(上行菩薩・無辺行菩薩・浄行菩薩・安立行菩薩)を配置する形式の仏像です。

「法華経」の功徳すべてが「南無妙法蓮華経」の七文字に込められていると考え、「法華経」に帰依し「南無妙法蓮華経」のお題目を唱えれば、凡夫も過去の罪を消し去り成仏することが出来ると説きました。日蓮宗ではお題目を唱えることを、何よりも重要な修行としています。

【所在地】:藤枝市藤枝4-2-7
【電話】:054-641-1229

大慶寺は、慶長6年(1601)推定された東海道六三次の宿駅藤枝宿の中心にある寺院である。大慶寺の門前には2軒の本陣問屋場や50軒程の旅篭が軒を連ねていた。日蓮上人ゆかりの寺の大慶寺には街道を上下した旅人や文人墨客、有名人が参詣した。

幕末には【14代将軍:徳川家茂】が上伝馬の本陣に泊まった折、大慶寺に参詣し病気平癒を祈願した。

また地元の田中城の祈願寺ともなり、日蓮上人と法華経を信じる藩士や文人の尊崇を受け、境内にはこの地区の有名人の墓が残る。田中城主太田資直(宝永2年1705卒)、同本多正珍の側室、本多正供の姫君、学者では石井縄斎、熊沢惟興等が境内の墓地に眠っている。

<参考資料>
・大慶寺公式サイト:http://enmyozan.org/
・藤枝:有限会社 佐野石材所有:藤枝宿
・他各リンク先に基づく。